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雑談

NO.006 【ジム・ロジャーズに会って質問しました】

ジム・ロジャーズが日本に来るというので講演会に参加した。直接会って質問をし、サインもらって写真撮って子供のように嬉しかった。しかしジム、さすがの炯眼だが中国に対して楽観的過ぎやしないか?
2004/06/12

【ジム・ロジャーズ講演会に行ってきました。】

いわゆるそのへんの「カリスマ投資家」なら興味もなくスルーするところですが、彼は世界中を見聞して回り、金融資産に限らず商品相場(貴金属・原油・ガス・農地etc)にまで目を配り、哲学と歴史を重視することから、私の目指すスタイルに非常に近いのです。言うなれば彼の総合格闘技的な運用手法に共感を覚えているのですな。

スポンサーさん(パンローリングカブドットコム証券)の手前あまりネタをばらすわけにも行かないのですが、彼の言いたいことはこうです。

1. 長らく続いたディスインフレの時代が終わり、インフレの時代が到来しようとしている。鉛や石油などの探索を35年にわたって怠っており、資源が枯渇しはじめている。
2. だからこの先1年はXXX・XXXの価値が下がり、XXXの価値が上がる。XXXX・XXXX・XXXX・XXXXなどに妙味がある。
3. 巨額の財政赤字から日本円は値下がりするが、米ドルよりはまし。
4. 19世紀はイギリスの世紀。20世紀はアメリカの世紀。そして21世紀は中国の世紀である。私(ジム・ロジャーズ)は娘に中国語を教えている。商品市況の上昇は、中国の台頭も一因である。
5. 中国は短期的にはハードランディングするから、中国株を売りたい人は売っても良い。しかし私はもっと長い目で見ているので売らない。

質問コーナーになって、どうしても聞きたいことがあったので、手を上げていました。しかし残念ながら順番の直前に時間切れになってしまい、主催者がよほど「かわいそうなヤツ」と思ったのか(おそらく私と知らずに)特別にジムに会わせてくれることになりました。

ジム・ロジャーズと私  
千載一遇の大チャーンス!!!


あまりにうれしかったので掲載します。
ただしジムの正式な許可をいただいていないので、控えめに。
舞台裏で簡単に自己紹介をしたあと、本にサインをもらって一緒に写真を撮ってもらい。いよいよ質問をぶつけてみました。

【安間】
「ところで中国のことなんですが。商品価格が上がればそれが経済成長を制約しますよね。これはジムの見通しの中で、矛盾していないんですか?」
【ジム】
確かに制約にはなるが、成長する時はそんな条件をものともせずに行くもんだ」
【安間】
「しかし成長の過程で、言論の自由のない国がそれを認めるようになったら、今度は共産党政府が持たないかも知れませんよね。中国の歴史を見てみると、それはハードランディングなんてレベルで済むもんでしょうか?混沌と言ったほうがふさわしいような気がしますが。」
【ジム】
「確かに言論の自由は無い。しかし、今の米国だってそれが確保されているかどうか怪しいもんだ。セットバック(揺り戻し)はあるにしても、中国は成長を続けるよ。日本だって、66年のような危機を経験しただろう?大丈夫だよ。心配するなって!

うーん。講演中に何度も「日本は66年に危機に直面した」というようなことを言っているのだが、これは65年の証券不況のことかな?もしかしたら終戦直後1946年の国家破綻のことかもしれないが・・・。

本当は「中国は水や石油が決定的に不足しており、成長を続けるために他国から奪い取るしかない。そして中国の揺り戻しが多数の死者なしで済んだことはない」と、さらにツッコミたかったのです。しかしジムがあまりにもお疲れの様子だったので自粛しました。中国に対する夢を踏みにじるのも悪いですしね。

私の中国に対する見通しは、決して楽観的ではありません。また、中国が強くなると日本や他のアジア諸国の安全が脅かされるという面もあります。詳しい話は次号「中国は投資にふさわしい国か?」に譲りますが、中国が国内を平定し、他国と共存して幸福になる条件がまだまだ足りないのです。

自分としてはいつひっくり返るかわからない中国よりもオーストラリアのほうがはるかに有望だと思いますけど、ジムにしてもバフェットにしても、中国が好きだよなあ。ルーズベルトみたいにスパイに騙されて、日本を標的に戦争なんて始めないでくれよ。

まあそれはともかく、今回ジムと話をしてムラムラっと野望が再燃してきたぞ! スローライフにも飽きたし、投資顧問会社の立ち上げに向かってダッシュするかあ!!
あ、投資家教育はこれまで通り、片手間にちゃんとやりますからご心配なく(笑)。

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